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中播磨健康福祉事務所管内(市川町、福崎町、神河町)の感染症情報をお届けします
急性呼吸器感染症とは「咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例」の報告数です
国内の急性呼吸器感染症(ARI)の発生の傾向(トレンド)や水準(レベル)を踏まえた、流行中の呼吸器感染症を把握する。また、新興・再興感染症の発生を迅速に探知することが目的です。
管内の発生状況は、2025年第19週の定点あたり75 県平均は43.27です。年代別でみると、1~4歳がもっとも多く20%、全国の状況も同様となっています。
管内眼科定点医療機関より令和7年警報レベルの報告が続いていましたが、落ち着いてきました
【原因】エンテロウイルスとコクサッキーウイルス
【症状】強い眼の痛み、結膜の充血や出血など
【感染経路】患者が直接触れた物を介して接触感染
【予防のポイント】手洗いの励行と家族内でタオルの共用を避ける
5類化以降の管内発生状況です。8月頃にピークが見られます
管内の発生状況は、2025年第19週の定点あたり1.5県平均は1.02です
今後も感染予防対策は継続していただきますよう、お願いします
管内の発生状況は、2025年第19週の定点あたり9県平均は6.95です
冬期だけでなく、1年を通して発生する可能性があり、日頃から予防が必要です
2024年中播磨健康福祉事務所管内の結核患者報告数は、2人で罹患率は5.2となりました
減少する値が鈍化しており、過去6年横ばい状態です
過去の病気ではありません 長引く咳や体重減少などいつもと違う症状がある場合、早めに医療機関を受診しましょう
海外において、麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています また国内においても、発生しています
海外の麻しん報告数(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
今後国内における感染事例の増加が懸念されています
【症状】発熱、咳、鼻水、眼の充血、発疹など
【感染経路】感染力が非常に強く、咳やくしゃみなどの飛沫感染と空気感染があります
麻しんかも?と思ったら必ず事前に医療機関に電話のうえ、受診してください
母子健康手帳でワクチン接種歴を確認してください
公共の交通機関などの使用は避けてください
兵庫県麻しん(はしか)について
ダニ媒介感染症は、ウイルス等を保有するダニにかまれることによって感染し、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫などがあります
中播磨健康福祉事務所管内において、令和6年11月につつが虫の報告が1件ありました。兵庫県内において2~9件程度、毎年報告されています。年間に春~初夏および秋~初冬に発生ピークがみられます
山や畑仕事をするときは、長そで長ズボンで裾は軍手や靴下に入れましょう(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
潜伏期間は5~14日で、典型的な症状では発熱、刺し口、発疹がみられます
もし咬まれていても無理に取ろうとせず、医療機関にご相談ください
啓発ポスター山ありダニあり(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
管内インフルエンザ定点医療機関より2025年第19週の定点当たり1.5、県平均は1.01
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗い、マスクが有効です
感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です
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