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記者発表日時:2025年6月13日10時
担当部署名/農林水産部治山課森づくり整備班 直通電話/078-362-4192
森林は、山地災害の防止や温暖化の防止、水源のかん養、安らぎの空間の提供など、さまざまな公益的機能を有しています。しかし近年、社会経済環境の変化により、人々の暮らしの中で材料や薪として木材が使われなくなったことから、適切な管理が行われずに放置され、防災機能の低下した森林が増加し、豪雨等による山地災害の発生が懸念されています。
今回は、県立長田高校が取り組まれているSSH(スーパーサイエンスハイスクール)プログラムの探求学習として、県職員が講師となり“森林”を題材にした出前授業を実施します。生徒のみなさんには、授業を通じて森林の役割や整備の重要性、県の森林が抱える課題などのほか、県が平成18年度から取り組んでいる「県民緑税」を活用した「災害に強い森づくり」の取組について実践的に学んでいただきます。
(1)開催日
令和7年6月19日(木曜日)
(2)開催内容
「人が守る森林、森林が守る暮らし」~県民緑税で支える災害に強い森づくり~
森林の役割や兵庫県の森林が抱える課題、県民緑税のしくみについて学び、森林整備の必要性や税の使い道を考えるグループワークを通して、森林の大切さに対する理解の醸成を図ります。